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こんな方が来ていますCase

腰が痛い

ギックリ腰・慢性腰痛・40代女性no.1

慢性腰痛で40代女性が来院した。この患者さんは、娘さんのスポーツ障害で来院したのをきっかけに自分も診てほしいと言う事であった。問診をしてみると20年も前に交通事故会っていた。その時にむち打ちの治療は格別していないとの事であった。そして、身体を診てみると正しく「むち打ち」がそのままの状態であった。この事を告げて今までの腰痛の状態を聞いた。それは、「ギックリ腰」になった時にどのような感じであったかを聞いた。これは、「むち打ち」による腰痛に診られる特徴があるからである。その症状は、「痛くてどうしようもない」「ジッとしていられない」「横になってもどの体制を取って良いか分からない」「立とうとすると腰に力が入らず立てない」「1人では歩く事も困難である」「下着もはけない」と言ったものである。すると、何点か当て嵌まった。これと身体の圧痛部位を合わせて説明をした。

交通事故のむち打ちについては、機会がある毎に何度も述べてきた。いつも思うのであるが、このむち打ちを簡単に考えている方々が非常に多い。むち打ちは、決して簡単なものではない。これを強く言いたい。兎に角、その時にきちっと治療をして治しておかないと必ず何年後かに後遺症が確実に出てくる。これは、今まで何10、何100、何100人と患者さんを診てきたから言える事である。良く耳にするのが自賠責保険を使えるうちは、通わせておき使えなくなってから「症状固定」と言う言葉にして」患者さんに無理やり納得させる事である。これでは、患者さんだけが人生において大きな損をする。故にきちんとした治療を施さなければいけないと考える。

この患者さんに以上の事を説明する。その上で治療を開始する。ここで当院の治療の特徴である治癒についての説明を合わせて必ず行う事にしている。それは、身体の可動域(動く範囲)がどこまでになれば治癒となると言う事を説明する事である。そうする事により治療計画が出来る事になる。これをこの患者さんにも説明をする。まずは、今回1度だけで身体の変化に気付いてもらう事が出来たのである。