運動によるスポーツ外傷
スポーツ障害(シンスプリント・オスグット)no.2
小学生から大学生しいては、社会人まで部活やスポーツで診られる事があるのが、「シンスプリント」「オスグット」である。これらは、成長期に良く見られると言われるが、実はそうでもない。日常生活でも診られることもある。ただ、この痛みが出現する時期がちょうど重なるだけであって必ずしもそういえないことがある。
まず、「シンスプリント」についてである。シンスプリントとは、スポーツや部活などでオーバーユース(繰り返し使う事による)により脛の内側が痛くなる疾患である。一般的には、ダッシュや急に止まったりを繰り返すことにより発症すると考えられている。しかし、原因は、これだけではない。これも、過去の患者さんのデータから分かることである。それは、何故脛の部分に痛みが発生をするのかという機序の問題である。これには、「オスグット」も関連しているので一緒に述べて行きたいと思う。それには、「オスグット」について述べておく。オスグットとは、ジャンプを頻回にするスポーツや急にダッシュすることにより発症すると考えられている。症状としては、良く言われているのが膝下の痛みである。この他にも太ももの筋肉(大腿四頭筋)の痛みを初期症状で診る事が出来る。これも、「シンスプリント」同じで太ももの筋肉を多用したためだけで発症することはない。
さて、この「シンスプリント」や「オスグット」は、発生機序をまずは考える。これらは、一様に走ったり、歩くことで使われる筋肉(大腿四頭筋、ハムストリング、下腿三頭筋、前脛骨筋など)が作用して起こると考えられている。しかし、歩行や走る動作に最も重要な筋肉は、実はこれらではない。本当に重要な筋肉は、腰の筋肉である。この筋肉が初めに収縮する事で太ももの筋肉(大腿四頭筋)を持ち上げる動作を行う。これが上手くいかないと太ももの筋肉(大腿四頭筋)に負担が掛かることになり「オスグット」となる。更にこのオスグットの延長線上に起こるのが「シンスプリント」である。この症状は、脛の痛みに限らず足関節や足趾の可動域(動き)にも出現をする。これは、「オスグット」から「シンスプリント」の影響により足関節の底屈や背屈、または、足趾の底屈や背屈に制限が掛かり動き辛くなるのである。つまり、腰から足の指にかけての治療を一貫として捉えなければいけないのである。さもないと、「オスグット」は「オスグット」「シンスプリント」は「シンスプリント」「足関節」は「足関節」「足趾の関節」は「足趾の関節」といった対処療法になってしまい、根本的な治療にはなりえないのである。
当院では、これらことを踏まえて治療を行う。そして、最終目的として腰をはじめ足の指までの関節を全て本当の意味で元に戻すことである。その効果としては、今までにない股関節の動きや足の動き(足の蹴り上げ~走る時の足の指に関する関節の動き)を実感する事が出来る。これがこの治療の当たり前のことであり、患者さんにとっての1番良い結果なのである。
ファミリー整体院より一言・・・🍀
ファミリー整体院では、一か所のみをアプローチするのではなく
全身を診ていきます。
そして、痛みの原因は全身を整えることが重要となる場合がほとんどです。
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